【相談事例】「誰でもできる仕事しかしてません…」そんなときの職務経歴書の書き方

相談事例

こんにちは! 札幌ITキャリアコンサルタントの佐々木です!

僕が実際に対応した相談事例の紹介です。

相談者さんは、これまで誰でもできるような仕事しかしてこなかったため、アピールできることがないと感じていました。しかし、どんな仕事にも必ず経験やスキルが隠されていることを伝え、具体的なエピソードを交えながらアピールすることの重要性を説明しました。

※個人情報の観点から一部生成AI・Geminiを使用し、事例をもとに脚色しています。

<相談者の状況>
・25歳女性
・経理職で2社経験(1年→2年)
・職歴が短いことを気にしてアピールポイントがないと思っている
・誰でもできることしかしてないし…

<キャリアコンサルタント・佐々木のアドバイス>
・必ず自分の仕事の実績はある。そういう視点で振り返ることが大事
・世界中の人たちは「誰でもできる仕事」をしている
・大事なことは、自分がどう仕事に向き合ってきたのか。その姿勢

書いた人
佐々木駿

IT関連の職業訓練校・キャリアコンサルタント。転職の面談・書類添削など実施。副業でライティングもしている。読書やサウナ、ボードゲーム好き。2024年5月に国家資格キャリアコンサルタント、2025年3月に生成AIパスポート、G検定の資格取得。

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職務経歴書は自分の経歴を書くもの

(相談者)「職務経歴書が上手く書けないんです。書いては見たんですが、これでいいのか…」

僕「拝見しましたが、確かに少し整理が必要そうですね。これまで経理として2社経験されているとのことですが、具体的にはどのようなお仕事をされていたのでしょうか?」

(相談者)「えっと…、誰でもできる仕事しかしてないから書けません…。職務経歴書って、具体的にどんなことを書けばいいんですか? 書いてはみたんですけど…。」

僕「拝見しました。これまでのご経験をまとめられているのは良いです。まず、職務経歴書は、あなたがどんな仕事をしてきたのか、どんなスキルを持っているのかを相手に伝える書類です。そのため、ただ業務内容を羅列するのではなく、具体的なエピソードや実績を交えながら、分かりやすく説明することが重要です。」

誰でも出来る仕事しかしてません…

(相談者)「エピソードや実績…ですか。でも、私、誰でもできるような仕事しかしてこなかったし…。特にアピールできるようなことってないんです…。

僕「そんなことはありませんよ!どんな仕事にも、必ずあなたならではの経験やスキルが隠されているはずです。例えば、経理の仕事であれば、正確に処理することはもちろん、業務効率化を意識したり、関係部署とのコミュニケーションを円滑に行ったりと、様々なスキルが求められますよね? それらの経験を、具体的なエピソードを交えながらアピールしていくことが重要です。」

僕「そうです。そして、職務経歴書は、単なる過去の記録ではありません。あなたのキャリアプランを伝えるための重要なツールでもあります。将来、どんな仕事をして、どんな風に活躍したいのか。そのビジョンを明確に示すことで、採用担当者にあなたの熱意が伝わるはずです。」

(相談者)「将来のビジョン…ですか。まだ具体的には決まっていないんですけど…。

僕「大丈夫です。まだ漠然としたイメージでも構いません。例えば、WEBデザインに興味があるとのことなので、『将来的には、ユーザーに喜んでもらえるような、魅力的なWEBサイトを制作したい』といったように、あなたの想いを表現してみてはいかがでしょうか?」

(相談者)「そうですね…。そうしてみます。」

>>【相談事例】退職理由の伝え方。まずは自分の気持ちを振り返ろう!

自分のことを客観的に振り返る

職務経歴書の内容をまとめる前に、これまでの仕事内容や退職理由を整理することから始めました。

(相談者)さんは、

  • 「誰でもできる仕事しかしていない」
  • 「短期で辞めている」
  • 「離職期間がある」

といった理由から、自分の仕事に自信を持てずにいました。

そこで、

  • 「正しい行動をしていれば、必ず仕事は決まる」
  • 「過去の経験を前向きに捉え、自信を持ってアピールすることが大切」

と伝えました。

自分のやってきたことを客観的に見ることがスタートです!

世界中の人たちが「誰でもできる仕事」をしている

「誰でも出来る仕事しかしていないんです」

実はよく言われるワードです。

確かに仕事は誰でもできるものが大半です。

よく僕が言うのは、こういうことです。

世界中のみんなが誰でも出来る仕事をしてるんですよ。
本当に、その人しかできない仕事をしてる人は、
大谷翔平とかビルゲイツくらいです(笑)

かくいう僕の就職の相談・キャリアコンサルタントとしての仕事だってそうです。
キャリアコンサルタントの資格を持っている人は僕だけじゃないです。
つまり、有資格者なら誰でもできる仕事です。

大事なことは、仕事の姿勢

僕が大事と思っているのはここから。

  • 「誰でもできる仕事だし、大したことない仕事」とするのか
  • 「誰でもできる仕事だけど、自分なりにどう考え、どう取り組んだのか」を考えるのか

自分でどう仕事と向き合って、どう取り組むのか。
僕自身、これを大事にしています。

やるべき仕事はみんな一緒です。同じ部署で同じ仕事をしていれば、隣りの人も同じ仕事をしています。

仕事ってあなたなりにどう考え、どう取り組んだのか。
つまり仕事の姿勢とも取れます。
これをぜひ考えてほしいです!

こういう観点から職務経歴書を見直してほしいです。

必ず、あなたが自分で考えて取り組んだことがあります。

言い換えると、「上司や同僚に頼まれていないけど、自分で考えて取り組んだこと」ともいえます。

「そんなこと言われても、なんもないよ」というあなた。

そんなとき、僕に相談してください!

話すだけでまとまることはよくあります。

いつでも連絡してくださいね(^^)/

>>職務経歴書の書き方・仕事のお悩み相談ならジョブローデン

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