うつ病で退職したことを言っていいの?面接の回答のコツ・例文をキャリアコンサルタントが解説

個別キャリア相談の事例

「前職をうつ病でやめたんです。それって言った方がいいんでしょうか?」
「うつ病ってマイナスな印象だろうから、言わない方がいいのかな?」

退職理由の伝え方って難しいですよね。

僕はキャリアコンサルタントとして、日々、転職希望者の面談をしています。

今回は、その中で出てきた「うつ病で退職」について答えます。

  • 相手にどう思われるか、ではなく、自分がどう伝えたいのかを考える
  • 自分自身の経歴だから、堂々と伝える
  • うつ病になった経過を洗い出す。その後、その事実をどう伝えるか考える
  • うつ病になった、という結果だけ伝えない
書いた人
佐々木駿

IT関連の職業訓練校・キャリアコンサルタント。転職の面談・書類添削など実施。副業でライティングもしている。読書やサウナ、ボードゲーム好き。2024年5月に国家資格キャリアコンサルタント、2025年3月に生成AIパスポート、G検定の資格取得。

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うつ病で退職。言っても構わない

まず考えないといけないのは「あなた自身の話ですよ」ということ。

「相手にこんな風に思われそう。だから言おう。もしくは言いたくない」

僕は、こういうことが問題ではないと思っています。

自分自身のことなので、あなたがどう伝えたいのか。どう表現したいのかが先です。

今回のテーマは、たまたまうつ病ですが、他のどんな理由であれ、どんな経歴であれ、考えてほしいことは「あなた自身の話だ」ということ。

人は30歳・40歳にもなれば、一つや二つ、言いたくないようなことはあります。僕もそうです(笑)

自分の経歴に自信を持ってほしい

僕は「あなたの経歴に自信を持ってほしい」と思っています。

今回は面接の話ですが、どう伝えようが、相手にどう思われるかを出発点にしないでほしい。

自分のことだからどんなことであれ、自信を持って相手に伝えてほしいです。

そういう自分の想いは、言葉の端々に必ず出ます。

・「うつ病のことを言ったら、相手にどう思われるか」ではなく「自分が面接で話しやすいか。話しにくいか。そこから考えよう」
・自分の想いは、言葉の端々にかならず表れる

自分のことを堂々と話す

「いや、そういうことじゃなくて、一般的にどう思われるか聞きたいです」

と切り返されたことがあります。

どうしても相手のことが気になる気持ちは、僕も理解できます。

あえてマイナスになることを面接では言いたくはないですからね。

僕はこう答えました。

「もし仮に、正直に伝えたとします。その経歴が相手にとって受け入れられないなら、それまでじゃないでしょうか」
「つまりそれは、ご縁がなかったということですよ」

面接に小手先にテクニックはいらない。合否はご縁

僕が言いたいことは、あなた自身のことを堂々と伝えてほしい。
その上で面接の合否は、ご縁です。

誤解のある表現かもしれませんが、どう頑張っても受かるときは受かります。落ちるときは落ちます。

受かるか落ちるか、やってみないとわかりません。

じゃあどうするか?

「自分のことを堂々と自信もって話す」

相談者さんには、これを意識してほしいと伝えています。

言い方を変えると、あなたがどんなに面接で上手いこと話したとしても、受け入れてもらえない可能性はあります。

それなら自分のことを堂々と話す姿勢を大切にしてほしいと思っています。

何をどう言おうが、伝わらない時は伝わりません。どんなに頑張っても結果が出ない時はでません。

相手にどう思われるかではなく、面接でベストを尽くそう、と考えてほしい。
僕はそう考えて、自分のことを堂々と話すことが大事いう結論になりました。

急にうつ病にならない

「自分のことを堂々と自信もって伝える。それはわかったけど、具体的にどうするの?」

これについて解説します!

うつ病のことを言う。うつ病のことを言わない。どちらにしても、考えてほしいことがあります。

それは「何もないのに、急にうつ病にはならない」ということです。

精神的なことなので、何かしら原因があって結果としてなるものです。

まず、その経過を洗い出してほしいです。

例えば、相談者さんから聞いたのは、こういうことです。

「残業時間が長くて、精神的に追い詰められた」
「ノルマがきつくて、同僚から足を引っ張られ、人間関係のゴタゴタがあった」

どんな理由でもいいです。まずは「実際はどうだった?」ということを、一つでも多く紙に書き出してほしいです。

それが退職理由の伝え方のベースになります。

その辺りについて、ここでも書いています。

>>【相談事例】適応障害で退職。正直に言っていいの?面接で伝えるコツ

うつ病の伝え方・例文

うつ病になった経過。まとまりましたか?

次に、それをどう伝えれば相手に理解してもらえるかを考えます。

例えば、さっきの例から考えると、こういう伝え方になります。

うつ病の経緯:「残業時間が長くて、精神的に追い詰められた」
面接の伝え方:「残業時間が長くて、大変な職場環境でした。この先5年・10年、働くことをイメージできませんでした」

うつ病の経緯:「ノルマがきつくて、同僚から足を引っ張られ、人間関係のゴタゴタがあった」
面接の伝え方:「営業だったんですが、ノルマ第一主義で本当にお客様のことを考えているか疑問でした。もっとお客様に寄り添って、考えた仕事がしていきたいと思い退職しました」

こういう伝え方だと、面接官にも伝わります。

考え方としては、うつ病の経緯を洗い出す。そのあとどう伝えるか考えるイメージです。

>>【相談事例】「誰でもできる仕事しかしてません…」そんなときの職務経歴書の書き方

注意点「うつ病になった」という結論だけ言わない

「退職理由は何ですか?」と聞かれて、「うつ病でやめました」と結論だけ言わないようにしよう。と伝えています。

うつ病は、あくまで結果。その経過が一番大事です。

仕事でもそうですが「どうしてこうなった?」という部分の方が大事。

うつ病のことを言うにしても、言わないにしても、うつ病の経過を話すようにしましょう。

ITキャリアコンサルタントの佐々木の目

  • 自分がどう伝えたいのかを考える
  • 自分の経歴だから、堂々と伝える
  • うつ病の経緯を洗い出す。そこからどう伝えるか考える
  • うつ病になった、という結論だけ伝えない

退職理由をどう伝えるか、悩みどころですよね。

うつ病に限りませんが、言いにくいことであれば猶更です。

伝え方が難しい。どう表現していいかわからない。という方、いつでも連絡ください!

僕がキャリアコンサルタントとして、プロ目線でお話を聴きます!

>>面接の話し方を相談。ジョブローデン

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