【相談事例】面接は自己PR不要!キャリアコンサルタントからアドバイス

相談事例

こんにちは! ITキャリアコンサルタントの佐々木です。

僕がキャリアコンサルタントとして、求職者に対応した事例を紹介します。

【相談者属性】
※個人情報の観点で一部脚色しています。

  • 相談者:30歳女性
  • 職歴:コールセンター→広報
  • 転職回数:2回
  • 希望職種:ECサイト運営
  • 希望雇用形態:アルバイト(福利厚生、正社員登用制度あり)
  • 転職理由:結婚後のキャリアプランを見据え、
    安定した企業で長く働きたいと考えている。
書いた人
佐々木駿

IT関連の職業訓練校・キャリアコンサルタント。転職の面談・書類添削など実施。副業でライティングもしている。読書やサウナ、ボードゲーム好き。2024年5月に国家資格キャリアコンサルタント、2025年3月に生成AIパスポート、G検定の資格取得。

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相談内容

(相談者)さんは、結婚後のキャリアプランを見据え、
安定した企業で長く働きたいと考えて転職活動をしています。

これまで、コールセンター、広報と様々な職種を経験してきました。
しかし、いずれも短期間で退職しており、職務経歴に不安を抱えていました。

そこで、まずはアルバイトからスタートし、
正社員を目指すという選択肢を検討し始めます。

面接で自己アピールは不要な理由

そんな中、福利厚生が充実し、
正社員登用制度もあるジョブローデン株式会社(仮名)のアルバイト求人に応募しました。

面接対策として、志望動機や自己PR、退職理由など、
基本的な質問への回答を一緒に確認しました。

あと、とにかく面接が苦手、という相談者。こんな会話になりました。

(相談者)「私、すごく緊張しやすいんです。
面接でしっかり話せるか不安で…。」

面接で無理にアピールしようとしなくて
大丈夫ですよ!

(佐々木)「大丈夫です。アピールしようと思わなくていいですよ。
職務経歴書の話をしていると、自然とアピールになりますから。

あとは、しっかり目の前の人と会話しようという気持ちでいれば、
きっとうまくいきますよ。」

回答が自然と自己PRになる

相談者さんの気持ち・緊張をほぐそうという意図はありました。

でも本当に僕は「面接で自己アピールは不要」と考えます。
正確にいうと、無理に自己アピールしなくてもいい。と考えています。

中途採用だと必ず前職の話になります。

「前職でどういう仕事をしてきましたか?」
「成功事例や失敗事例はありますか?」

という感じに。

「前職では営業でこのような成績を上げました」
「経理で緻密な計算もそつなくこなしていました」

という感じですね。

こうして回答していることそのものが、自己アピールになっているんです。

こういうことができます。ああゆうことができます。
という話になりますから。

それに頑張ってアピールしようとすればするほど、緊張しませんか?
僕はそうでした(笑)

だからこそ、自己アピールは不要。と伝えています。

あとは、目の前の面接官と会話しよう。しっかりコミュニケーションとろう。
という姿勢があればOKです!

>>【相談事例】退職理由の伝え方。まずは自分の気持ちを振り返ろう!

結婚後のライフプランの変化

(相談者)さんは、これまでの転職経験から、自分に自信がない部分もあるようでした。
でも明るく前向きな方で、積極的に転職活動に取り組んでいます。

面接対策では、基本的な質問への回答を確認するだけでなく、
緊張を和らげるためのアドバイスも行いました。

また、今後のキャリアプランについては、アルバイトや派遣という選択肢も視野に入れ、柔軟に検討している様子でした。

(相談者)さんのように、結婚や出産などのライフイベントによって、
働き方を見直す人は少なくありません。

ライフイベントと仕事のバランスをどのように取っていくかは、多くの人が悩む点です。 (相談者)さんのように、まずはアルバイトや派遣から始めて、徐々に正社員を目指すという選択肢もあります。

また、転職活動では、企業の福利厚生や社風なども考慮することが大切です。

もし転職活動で困っている。
とりあえず話したい、と思っている人は、
いつでもご連絡ください!

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