せっかく入社した会社で、まさかの配属ガチャ失敗
こんなはずじゃなかった…
退職代行を使ったことってバレる?
こんにちは! ITキャリアコンサルタントの佐々木です。今回は、退職代行の話です。
この記事では、配属ガチャに失敗した状況を乗り越えるための方法を徹底解説します。
今の会社で活路を見出す方法から、賢い転職、そして最終手段としての「退職代行」のメリット・デメリットまで、あなたの次の一歩を全力でサポートします!
配属ガチャについて、こちらでも詳しく書いています。
配属ガチャ失敗でハズレ部署へ。すぐに退職はあり?

ヤバい!配属ガチャでハズレ部署じゃん
そう思っていきなり行動を起こさないようにしましょう。
感情的に反応するのではなく、冷静に状況を分析し、適切な行動をとることが重要です。ここでは、そのような状況下での考察と具体的な行動指針を提示します。
配属ガチャでハズレ部署を引いたときの行動
具体例な行動 | メリット | デメリット |
---|---|---|
現部署で努力・適応 | スキル獲得、社内評価向上、異動・昇進の可能性。 | ストレス持続、キャリア目標との乖離拡大の可能性。心身の健康注意。 |
社内異動を希望 | 環境改善、希望業務への接近。会社に残れる。 | 必ずしも希望が通るとは限らない。却下された場合の人間関係。 |
転職する | 根本的な環境変化、キャリア再構築のチャンス。 | 短期離職リスク、次の職場が見つからない可能性、新しい環境への適応。 |
専門家・第三者に相談 社内外の相談窓口、キャリアコンサルタント、医師など | 客観的アドバイス、精神的サポート、具体的な解決策の発見。 | 相談先を見つける手間、費用がかかる場合も。 |
現状維持(ただし期限付き)。 一定期間状況を見守り、スキルを蓄積しつつ次の行動を計画。 | 軽率な行動を避けられる。情報収集や準備の時間が取れる。 | 問題が解決しない場合、時間を無駄にするリスク。モチベーション維持困難。 |
配属ガチャでハズレ部署について、詳しくはコチラで書いてます。
様々な方法はありますが、まずいえることは、衝動的な行動を避けること。
もちろん、頑張って仕事を続けて心身ともに追い込まれることはあってはなりません。
ただもし、状況を精査できるのなら、いったん深呼吸して、判断したいところ。
「そうはいっても、自分じゃ判断できないよ」「誰にも相談できない」というときは、プロに相談しましょう。
ITキャリアコンサルタントの佐々木がプロ目線でしっかり相談に乗ります!
退職代行でやめたことはバレる?

退職代行でやめたことってバレるの?
結論からいうと、バレません。
なぜなら、退職代行の業者には守秘義務があるためです。
また転職先が本人の同意なく前職へ問い合わせることも法律上できないからです。
気をつけたい3つのこと
しかし、退職代行でやめた事実がバレる可能性がゼロとは言えません。
あり得るのが以下のことです。
こうしたことには注意が必要です。
配属ガチャで退職代行。メリット・デメリット

退職の意思を伝えたいけれど、上司との気まずい対話や執拗な引き止めを考えると憂鬱になる。そんな悩みを解決してくれるのが退職代行サービスです。会社との面倒なやり取りを一切なくし、精神的な負担なくスムーズな退職できます。
しかし、その手軽さの裏には思わぬ落とし穴も潜んでいます。安易に業者を選ぶと、悪質な手口に遭ったり、手続きが難航したりする危険性も。
本稿では、退職代行がもたらすメリットと、知らずに利用すると後悔しかねないデメリットの両側面から、後悔しないための正しい知識を詳しく解説します。
退職代行3つのメリット

退職の意思を伝えたいけれど、上司との気まずい対話や執拗な引き止めを考えると憂鬱になる…
そんな悩みを抱えていませんか?
退職代行サービスは、こうした精神的負担や面倒な交渉事を一切なくし、あなたに代わって退職手続きを進める仕組みです。本稿では、その具体的なメリットを詳しく解説します。
会社と直接連絡を取らずに退職できる
退職代行サービスが提供する大きなメリットは、勤務先の会社と一切直接的な連絡を取ることなく、退職手続きを完了できるという点にあります。
この仕組みは、退職代行サービスが依頼者の正式な「使者」あるいは「代理人」として機能することにより実現されます。
日本の法律、具体的には民法第627条において、労働者には「退職の自由」が保障されており、退職の意思表示は必ずしも本人が直接行う必要はなく、代理人を通じて伝えることも法的に有効です。
したがって、あなたが退職代行に依頼すると、業者はあなたの代わりに会社へ連絡し、退職の意思を明確に伝達します。
その後の会社とのやり取りはすべて代行業者が窓口となるため、あなたは上司や人事担当者と話す必要が一切なくなります。
引き止めや説得に応じる必要がない
退職代行サービスがもたらす大きな安心感の一つは、退職時に避けて通ることが難しい上司や会社からの引き止め、そして説得に一切応じる必要がなくなるという点です。
その理由は、あなたが依頼した瞬間から、退職代行業者があなたと会社の間に立つ法的な代理人となり、あらゆる直接の接触を遮断する「壁」として機能するからです。
業者は会社に対して今後の連絡窓口は自社であることを明確に伝えます。
仮に上司が、あなた個人に連絡をしてきても「すべて代行業者を通してください」と伝えるだけで済みます。
加えて、有給休暇を消化してしまえば物理的に顔を合わせる機会もなくなるため、会議室に呼ばれて長時間説得されるといった事態そのものを未然に防ぐことが可能です。
引き止めには様々な手口がありますが、退職代行はこれら全てを効果的に遮断します。
例えば、こういうことです。
第三者が事務的に手続きを進めることで、感情的な揺さぶりを無効化します。
さらに、「今辞めたらどこにも行けないぞ」といった威圧的な脅しや、「損害賠償を請求する」などの不当な要求に対しても、法的な知識を持つ業者があなたを守る盾となります。
退職理由を詳細に説明しなくてよい
もし自分で退職を伝える場合、具体的な理由を話すことにはデメリットが伴います。
例えば、「給与が低い」あるいは「人間関係が問題だ」と正直に伝えれば、それが引き止めのための交渉材料となりえます。
つまり、それなら「給与を上げるから」「部署を異動させるから」といった不本意な説得を受ける口実を与えてしまいます。
また、会社への不満を述べれば上司から反論されたり、本音を隠して嘘の理由を考えたりすることは、大きな精神的負担となります。
退職代行は、こうした理由の説明から生じるあらゆる面倒な事態を未然に防ぎます。
「本当の理由をどう伝えようか」と悩むストレスから解放されます。
理由に関するムダな問答がなくなることで、退職手続きは事務的かつ迅速に進みます。
退職代行3つのデメリット

手軽に会社を辞められると人気の退職代行サービスですが、その利用には慎重な判断が求められます。安易に業者を選ぶと、悪質な手口に遭ったり、退職手続きが難航したりする思わぬ落とし穴も存在します。後悔しないために、利用前に必ず知っておくべきデメリットとリスクについて、具体的に解説します。
悪徳業者がある
悪質な業者の最も悪質な手口は、弁護士資格がないにもかかわらず、未払い給与の請求交渉などを行う「非弁行為」を平然と宣伝することです。
これは弁護士法に違反する犯罪行為であり、違法な交渉は会社側も相手にしないため、かえって話をこじらせる原因となります。
加えて、料金に関するトラブルも頻発しています。
相場より極端に安い価格で誘い込み、後から高額な追加料金を請求したり、「返金保証」を謳いながら実際には返金にほとんど応じなかったりする手口が典型的です。
さらに、業務の質そのものも極端に低いケースもあります。
入金後に連絡が取れなくなったり、会社に電話一本かけるだけで後の調整を一切行わなかったりします。
手続きが上手くいかない可能性がある
退職代行サービスは成功率が非常に高いことで知られていますが、100%絶対に成功が保証されているわけではありません。
稀に手続きがスムーズに進まず難航する可能性も存在します。
具体的には、会社側が代行業者を無視して本人との直接対話に固執し、退職の話が停滞してしまうケース。
退職日は決まったものの、離職票などの重要書類が意図的に送られてこないといった嫌がらせを受けるケースが挙げられます。
また、会社側が感情的になり、不当な損害賠償をちらつかせてきたり、代行業者を無視して本人に執拗な連絡を続けてきたりする、といったトラブルに発展することもあります。
これらのリスクを避けるには、信頼できる業者を慎重に選ぶことが最大の防御策となります。特に、会社が手強いと予想される場合は、法的な交渉権を持つ弁護士や労働組合が運営する代行サービスに依頼するのが最も確実です。
転職活動で不利になることがある
退職代行の利用が、その後の転職活動で不利になるのでは?
そう思う人もいるかもしれませんが、先に説明した通り、退職代行でやめた事実は伝わりません。
退職代行を利用したこと自体が問題なのありません。
こういった心配を面接官に抱かせる可能性がリスクとなります。
入社後も対話なく一方的に辞めてしまうのではないか、という不信感に繋がりかねません。
また、利用者本人に「うしろめたさ」があると、それが自信のなさとして態度に表れ、評価を下げてしまうこともあります。
このリスクを回避するためには、面接で退職代行の利用に触れる必要は一切なく、退職という決断を「将来のキャリアのための前向きな転換点」として、自身の言葉で一貫性を持って語れるように準備しておくことが最も重要です。
前職への不満ではなく、そこでの経験を通じて次なる目標ができたという、未来志向のストーリーを組み立てるべきです。
退職理由の伝え方のコツは、コチラで書いてます。

退職代行を選ぶべき?チェックリスト

退職代行を使うべきか、一人で悩んでいませんか。
ご自身の状況を客観的に見つめ直し、退職代行が本当に必要か判断するためのチェックリストです。当てはまる項目が多いほど、サービスの利用を検討する価値が高いと言えます。さあ、確認してみましょう。
カテゴリー1:心身の健康と安全
□ 会社に行くことを考えると、不眠、吐き気、食欲不振、腹痛、動悸など、身体に不調が出ている。
□ 上司や特定の同僚と顔を合わせたり、話したりすることを想像するだけで、強い恐怖やストレスを感じる。
□ パワハラ、セクハラ、いじめ、過度な長時間労働などが常態化しており、心身の限界を感じている。
□ すでに退職の意思を伝えたが、「辞めさせない」「損害賠償を請求する」などと脅され、辞められない状況にある。
カテゴリー2:会社との関係性と精神的負担
□ 上司が高圧的、あるいは感情的で、退職を切り出したら何を言われるか分からず怖い。
□ 退職の意思を伝えても、論理的ではなく感情論や根性論で言いくるめられそうだ。
□ 会社の雰囲気が悪く、退職を伝えた後の周囲からの視線や態度に耐えられそうにない。
□ 押しに弱い性格で、強く引き止められたら断る自信がない。
□ 退職理由を根掘り葉掘り聞かれたり、プライベートに踏み込まれたりしたくない。
カテゴリー3:交渉事と手続き
□ 未払いの残業代や給与があり、可能であれば請求したい。
□ 有給休暇が多く残っており、すべて消化してから退職したいが、会社が認めてくれそうにない。
□ 退職金の規定などについて、会社側と何らかの交渉が必要になる可能性がある。
□ 面倒な手続きや会社とのやり取りは極力避け、とにかく早く・確実に関係を断ち切りたい。
カテゴリー4:利用を慎重に判断すべき
□ 退職代行の利用にかかる費用(2万円〜5万円程度)を支払うことに、強い抵抗を感じる。
□ 会社自体に大きな不満はなく、できれば円満に、お世話になった人への挨拶もして辞めたい。
□ 業界が非常に狭く、退職後も今の会社の人たちと仕事で関わる可能性が高い。
□ 転職活動の面接で、退職の経緯について嘘をついたり、ごまかしたりすることに罪悪感がある。
チェックリストの結果と判断のポイント

ここからは、チェックリストの項目に基づき、詳しくみていきます。
カテゴリー1に1つでもチェックが付いた方
今すぐにでも会社をやめた方がいいです。
自分で言えない状況であれば、退職代行の利用を検討すべき状況です。
あなたの心身の健康と安全が何よりも優先されます。費用や会社の評判などを気にしている段階ではありません。自分を守るための手段として、専門家の力を借りることを真剣に考えてください。
カテゴリー2と3に多くチェックが付いた方
退職代行を利用するメリットが非常に大きいと考えられます。
自力で退職しようとすると、多大な精神的ストレスや不毛な時間を費やす可能性が高いでしょう。
特に、カテゴリー3にチェックが付いた場合は、未払い賃金の請求などの「交渉」が必要になるため、弁護士または労働組合が運営する退職代行サービスを選ぶことが必須です。
カテゴリー4にのみチェックが付いた方
退職代行を利用せず、自力での退職を試みる余地があるかもしれません。
しかし、もし他のカテゴリーにもチェックが付くのであれば、「カテゴリー4の懸念点」と「心身の負担や確実性」を天秤にかけ、どちらを優先したいかを考えてみましょう。
キャリアコンサルタントからのアドバイス
このチェックリストは、あくまであなたの状況を客観視するための一つのツールです。
最終的にどうするかを決めるのはあなた自身です。
「そうはいっても、いざやめるのは勇気がいる」「伝えるのが怖い」という人は、一度、転職のプロに相談してみてください!
ITキャリアコンサルタントの佐々木が、あなたのキャリアにしっかり向き合い、一緒に今後どうしていくか考えます。
配属ガチャと退職代行・ITキャリアコンサルタントの佐々木の目

配属ガチャに失敗しても、衝動的な退職は避け、まずは冷静に状況を分析することが重要です。
しかし、心身の不調や強いストレスで自力での退職が困難な場合、退職代行サービスの利用も有効な選択肢です。
このサービスは、会社との直接対話を避けられるメリットがある一方、悪徳業者の存在や転職時に不利に働く可能性などのデメリットも理解しておく必要があります。
もし判断できないのであれば、転職のプロに相談してみましょう!
しっかり話を聞いて、あなたのキャリアに合う道を見つけます。