「給料が上がらない…」実質賃金が減る理由と、今すぐできるキャリア防衛策

働き方

こんにちは! 札幌ITキャリアコンサルタントの佐々木です!

最近とくに「給料が上がらない」「今のままの会社で将来やっていけるか不安」という声をよく聴きます。

「私だけこんなに苦しいのかな……」と悩んでしまう方も多いですが、実はそのモヤモヤはあなただけのものではありません。

独立行政法人 労働政策研究・研修機構(JILPT)が発表した2024年の「政策論点レポート」を読んでみると、私たちが日々の生活で肌で感じている厳しい現実が、客観的なデータとしてはっきり示されているんです。

【わかること】

  • なぜ会社の利益が上がっても、私たちの給料が増えないのか
  • これから「現役世代」の働き方がどう変わっていくのか
  • 会社任せではなく、自分自身でキャリアを切り拓くためのヒント
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編集者
佐々木駿

IT関連の職業訓練校・キャリアコンサルタント。転職の面談・書類添削など実施。副業でライティングもしている。読書やサウナ、ボードゲーム好き。2024年5月に国家資格キャリアコンサルタント、2025年3月に生成AIパスポート、G検定の資格取得。

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会社の利益は「過去最高」なのに給料が減っている理由

ニュースを見ていると「一部の大きな会社だけが儲かっているんでしょ」と思ってしまうかもしれませんね。

でも、業績が良くて会社の利益は「4年連続で過去最高」という結果が出ているのに、なぜか私たちの家計は一向に楽にならないんですよね。

物価が上がるスピードに、
お給料のアップが全然追いついていないのが一番の原因なんです。

実際に「実質賃金」という、物価の影響を考えたお給料の価値は、4年連続で減ってしまっています。

近所のスーパーで野菜やお肉を買うときに「また高くなったな」と感じたり、冬の札幌で暖房費の明細を見てため息をついたりするのは、決してあなたの気のせいではないんです。

これまで、会社の利益を社員のお給料に回すという「良いサイクル」がうまく回っていませんでした。

だからこそ、私たちがいくら頑張って働いても「お財布は空っぽ」という違和感が生まれていたんです。

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働く人の常識が劇的に変わってきている

こうした厳しい状況の中で、働き手の顔ぶれも大きく変わってきました。

僕が普段接している札幌のIT業界を見ていても、「現役世代といえば男性」というかつての考え方は、もう完全に昔の話かなと思います。

レポートでも、25歳〜49歳の女性の就業率が80%を超えていることが明確になっています。

特に28歳前後の世代では、結婚や出産といったライフイベントを経ても働き続けるのが「当たり前」の選択になっていますよね。

「旦那さんのお給料だけで生活できるから、自分はパートで少しだけ」というモデルは、もう通用しなくなってきているんです。

また、シニア世代の方々もどんどん長く働くようになっています。

これは前向きな社会参加という側面もありますが、誰もが「働き続けないと生活を守れない」という厳しい現実の裏返しでもありますよね。

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国も「お給料アップ」に本気を出している

この異常な状況を、国もただ黙って見ているわけではありません。

会社がしっかり利益を出し、それをお給料に回せるように「価格転嫁(値上げの受け入れ)」を強く進めています。

ルールを守らない企業の実名を公表するなど、これまでにないくらい本気の姿勢を見せているんですよ。

今後、最低賃金を1,500円に引き上げるという目標も掲げられていて、単なる「お願い」ではなく、実行を伴うフェーズに入ってきています。

少しずつですが、状況を良くしようという社会全体の動きは確実にあるんです。

キャリアは「会社」ではなく「自分」で選ぶ時代へ

ここが、僕がキャリアコンサルタントとして一番お伝えしたいポイントです。

これまでのように「会社に入れば、あとは会社が終身雇用で守ってくれて、人事異動も全部決めてくれる」という時代は終わりました。

これからは、「自分のキャリアは自分で選んで作っていく」時代です!

↓ ここでも書きました

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日本の大企業でも「ジョブ型人事」という、自分の専門スキルを明確にして働く仕組みが広がってきています。

「どこでも通用するスキル」を持っている人が評価される社会になってきているんですね。

そして、国も個人の「学び直し(リスキリング)」の支援にとても力を入れています。

教育訓練給付のサポートが手厚くなり、失業してからではなく、働きながらスキルを身につけて成長していくことが大切になっています。

僕が講師をしている職業訓練校でも、「今の仕事に不安を感じて、ITスキルを身につけたい」と働きながら学ぼうとする方がどんどん増えているんですよ。

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AIと一緒に働く未来がやってくる

さらに、働き方の形そのものも多様になっています。

アプリやAIを通じて単発の仕事をする「ギグワーカー」という働き方も、街中でよく見かけるようになりましたよね。

「AIが上司になって仕事の指示を出す」なんていうSF映画のようなことも、現実の議論として進んでいます。

テクノロジーの進化に振り回されるのではなく、それを自分の仕事にどう活用していくかが、これからの鍵になりますね。

自分のスキルで未来を切り拓く準備をしよう

2024年の労働レポートを読んでみると、これまでの常識がガラリと崩れ去っていることがわかります。

実質的なお給料が減っていて、誰もが働き続けなければならないというのは厳しい現実です。

でも、逆に言えば「個人のスキルがしっかり評価される時代になった」とも言えます。

会社にすべてを任せるのではなく、自分自身のスキルを磨いていくことが、最高の防衛策になりますよ。

焦る必要はありません。

まずは今の自分に何ができるのか、どんなスキルを身につけたいのか、少しずつ整理することから始めてみませんか?

いつでも相談に乗るので、一緒にあなたらしい働き方を見つけていきましょう!

参考:JILPTにおける2024年度(令和6年度)調査研究成果をベースとした政策論点レポート

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