こんにちは! 札幌のITキャリアコンサルタントの佐々木です。
今回は、『残念すぎる裸の王様オジサン』という話をします。
特徴として「とにかく上から目線」「過去の栄光を忘れられない」ことが挙げられます。
こんなオジサン、いますよね?
ここで書いたこと
・アルバイトの仕事をバカにしている
・部下に持ち上げられると勘違いする人が出てくる
・教わることから始めてみよう
元飲食店の経営者。上から目線オジサン!

僕は以前、飲食店の正社員として働いていました。
アルバイトの採用・教育も仕事の一環としてやっていて、面接から担当することも。
そこに、こんなオジサンが来ました。
年齢は50代前半。昔は、飲食店の経営者として仕事をしていたそうです。
でも共同経営者にお金を使い込まれて廃業。経営が傾いたそうです。
その話を聞くと、「それは大変だな」と思いましたし、「もともと飲食関係の経験が豊富なんだな」とも思いました。
ですがそれ以上に、上から目線で話をするのがどうしても気になりました。
例えばこんな感じです。
アルバイトの仕事をバカにしている
オジサン:「以前はね、飲食店を経営してたんですよ」
僕:「そうなんですか。すごいですね」
オジサン:「いやいや、でも一緒にやってた奴にお金持ってかれちゃってね」
僕:「それは大変でしたね。ところでシフトですけど、目一杯入れそうですか?」
オジサン:「えぇ、まぁ大丈夫でしょう。けっきょくバイトの作業だしね」
僕:「ああ、そうですか……。ウチは居酒屋ですから、夕方から朝までなので、慣れるまでは大変になると思いますよ」
オジサン:「とりあえず問題ないですよ(笑)。今まで経営してたんですよ。大丈夫でしょ」
とまぁ、こんな感じです。
これを客観的に見てどう思いますか?

僕は、
「自信があるのはいいけど、アルバイトの仕事をバカにしてる感じだな」
と思いました。
今からこの職場・仕事で働こうと考えているのに、それを軽く見ているような感じがしたのです。
「じゃあ聞くけど、あなたは何様なんだ。あなたも同じ仕事をする気なんじゃないの?だから面接に来たんじゃないの?」
と、何だかよくわからない消化不良な気持ちがしたものです。
>>「それ、部下がやりました」部下に責任をなすりつけるトンデモ上司!責任を取りたくない管理職の話
結果、不採用
その後、上司にこんな風に聞かれました。
「面接に来た人どうだった?シフトに毎日入れるみたいだし、採用してもいいんじゃない?」
でも僕は「やめた方がいいと思います。アルバイトを軽く見てる感じなので」と言って、このオジサンを採用しませんでした。
確かにアルバイトの仕事なので、経営者から見ると「バイトの仕事くらい簡単だろ」と思ってしまうのでしょう。
それに、「そういう態度だから、あなたの店で働いていた人は、あなたから大切にされてないように感じてたんじゃない?」とも。
オジサンの場合、一時的にお金の面で困ったことはわかりますが、経営の才覚があれば、また店をオープンできる可能性もあるわけですからね。

今の自分と過去の自分のギャップを受け入れられない、
偉そうなオジサンっていますよね。
なぜこんなにも偉そうな態度になるのか?

外資系企業で業務改善や戦略策定等の業務に従事しているビジネス書作家のShinさんは、こう指摘します。
「上司という立場も難しいものだな」と感じながら、日々仕事に邁進している間はいいのですが、部下を持つようになって数年、数十年と経つと、変な勘違いを起こしてしまうケースが多々見られます。それは「自分は他の大多数より偉いんだ」というものです。
でも、それは決して「その人が全方位的に優れている」ということではありません。
それにもかかわらず、周りの人がいつもヨイショしてくれることで「自分は偉いんだ」「何でもできるんだ」という勘違いをしてしまうのです。
引用:「残念なおじさん上司」の特徴と、そうならないために始めるべきコト(bizSPA!フレッシュ)
上司だから持ち上げられているだけ。ここに気が付かない
なるほど、会社内で部下たちが持ち上げてくれるから、それがそのまま「自分が偉い」になってしまう。
そこから、「何でもできる自分」「俺はすごいんだ」と勘違いが加速するんですね。
確かに会社での出世って、『人間的に優れている人が出世する』というわけではないですね。
もちろん出世するからには、本人の努力や能力はあるでしょう。
会社の業績の影響もあるでしょうし、たまたま派閥争いに勝っただけ、ということだってあります。
要するに、自分の力だけじゃないものにも影響されます。
そこに気が付いて謙虚になれればいいのでしょうが、年月が経てば経つほど、上記のように勘違いするものなんですね。
>>弱い立場相手にキレる中高年。元飲食店店員として納得いかないので調べてみた
『元●●会社勤務』退職した会社の名刺を持ち歩くオジサン

ある本では、「『元野村証券○○支店長』と書かれた名刺を持ち歩いている人がいて、本当に驚いた」と書かれていました。
これだけ見ても、本当に悲しくなります。
「肩書の取れた今のあなたは、何物でもないの?」
「今まで、ありのままの自分で生きていないのかな」と思ってしまいます。
これじゃまるで『裸の王様』。
今まで紹介したものをまとめると、以下のようなことです。
・部下に持ち上げられるから、それをそのまま「自分は偉いんだ」「すごいんだ」としてしまう
・過去の栄光が忘れられず、退職した会社の名刺を持ち歩く
悲しいですね。まさに『裸の王様』です。

せっかくここまで調べたので、
『裸の王様』にならないように、対処法も紹介します。
>>「仕事が出来なくても給料は同じ」の不公平!仕事ができない再雇用の60歳オジサンの話
教わることから始めてみよう

先に紹介した作家のShinさんは、以下のように指摘します。
個人的におすすめなのは、「何かしら習い事をしてみること」です。
「教える側」「指示を出す側」ではなく、「教わる側」「指示を受ける側」になるのです。
そうすることで、「ああ、自分はまだまだできないことばかりだ」「もっと真摯に周りの人たちから学ばないといけないのだな」と心から思うことができます。
引用:「残念なおじさん上司」の特徴と、そうならないために始めるべきコト
確かに習い事は、すごくいいですよね!
「教える」から「教わる」に立場が変わると、自分の態度も変わります。
習い事なら、自分より年下の人のことを「先生」と呼ばなくてはいけない場面が出てきます。
会社の立場や権威も、全く関係ありませんからね。
それに自分が興味のあることなら長続きしますし、交友関係も広がります。

僕もさんざん言ってきましたが、
自分も歳を重ねて同じようにならないようにしたいものです。
何か新しいことにチャレンジしてみるのも良いですね(^^)/