こんにちは!ITキャリアコンサルタントの佐々木です。
今回は、正社員としての就職を目指す、ある20代の転職サポートについてお話ししたいと思います。
若いのにすごくしっかりとした考え方で、将来のことも真剣に考えていました。
相談者さんが、どう転職活動して、結果どうなったのか、しっかり書いていきます!
【相談者について】※個人情報のため一部脚色しています
正社員への強い思いと面接への不安

相談者さんとの最初の面談は、正社員になりたいという強い希望を抱いていることから始まりました。
これまでの職歴は、公務員を約1年で退職。その後、アルバイトを転々としていたと言います。
「もうちゃんとしないといけないと思うんですよね」
「今思えば、公務員を早くやめすぎたって思ってます」
同年代の友人たちがまだ学生ということもあり、「見返したい」「ちゃんとしないと」という強い向上心を持っていました。
ちょうどその頃、ある会社に応募し、書類選考の結果を待っているところでした。面接に苦手意識があるとのことで、「早めに面接対策をしたいです」と意欲を見せてくれました。
ITキャリアコンサルタント佐々木直伝!面接対策

僕はまず、面接の基本的な考え方から伝えました。
面接はコミュニケーションの場であり、覚えたことを披露する場所ではない、と。
質問に対してちゃんと答え、そこから会話が広がっていくのが本来の面接だと説明しました。
「なんか学生の時と全然違います」
「実際に面接に行ったとき、あれ?なんか違うなって思いました」
「佐々木先生と話して、確かになって思います」
そうです。僕の思う面接対策は、いかに正直にビジネスの場を意識して話すか、ということ。
覚えたことを披露するだけじゃない。アピールしようとしない。ということを伝えています。
僕が良く言うのは、
「面接は上手いこと言う場じゃない」「しっかりとしたコミュニケーションを取る場です」
ということ。
面接についてこちらでも書いています
視野を広げよう
ただ、彼には正社員にこだわりすぎず、もっと視野を広げて仕事を探すことも大切だと伝えました。
もちろん、やりたい・やりたくないという気持ちは大切ですが、選択肢を広げることで、より自分に合った仕事が見つかる可能性もあるからです。
彼の第一印象は、年齢にそぐわないほどしっかりとした印象でした。自分の考えをしっかりと相手に伝えられる能力を持っているので、面接は大きな心配はいらないだろうと感じました。
面接はコミュニケーション

その後、何度か面談を重ね、約15分間の模擬面接を実施しました。
彼は質問に対してきちんと覚えていて、目を見て話せるし姿勢も良い。
一見、完璧なのですが、一つだけ気になった点がありました。
それは、「覚えすぎている」ことでした。
まるで台本を読んでいるかのような印象があったんです。
完璧に覚えなくても良い
彼は「次はいつできますか?」とという感じで、とにかくやる気に満ち溢れていました。
その熱意は素晴らしいのですが、僕は少しブレーキをかけました。

「練習しすぎると、結局覚えてしまう。面接はそれを披露する場ではないよ」
「面接ってコミュニケーションなんだよ。まず、目の前の人とちゃんと会話しよう。そういう姿勢でいってほしい」
相談者さんは体育会系の部活をしていたそうで、その経験からか、話し方や礼儀は非常にしっかりしています。
この真面目さが、時に「完璧を求めすぎる」という形で出てしまうのかもしれません。
面接対策について、ここでも書いてます
志望動機の回答
「なぜ総合事務をやりたいのか」
「今までの職歴と違うけど、きっかけは」
といった質問を投げかけ、深掘りしていきました。彼の回答は概ね問題なかったのですが、気になる点がありました。
志望動機が「地域貢献したいから」という点です。
以前、相談者さんは、公務員でした。
これを言ってしまうと、「公務員こそ、地域貢献じゃないですか?」と突っ込まれるよ、といいました。
「そうですね…。そうなっちゃいますよね」
そして僕はこう言いました。

今、上手いこと言おうとしたでしょ(笑)? 上手いこと言わない。っていうのは、こうなるからだよ
まずは、自分が本当に何がしたいのか向き合うこと。その上で、なんで?って考えること。この順番を間違っちゃいけないよ
と伝えました。
熱意を信じて

面接直前の最終調整でも、模擬面接を繰り返しました。
彼の回答そのものは問題ありません。やはり「読んでいる感じ」や、少しフワッとした回答はいくつかあります。
ただ年齢を考えると、それは当たり前のこと。面接官もその点は理解してくれるだろう、と思いました。
あとは、彼が今まで僕としっかり向き合ってきた「熱意」が伝われば、きっと良い結果につながるはず。
約2か月の就職活動の末、正社員に内定!
彼の印象は、相変わらず好青年です。
変に「うまく言おう」とせず、そのままの彼で面接にぶつかってきてほしい、と伝えました。
そして、このような結果に!
公務員を1年で退職してフリーター、という経歴は、決して強い経歴ではありません。
ただ、弱い部分は誰にでもあります。そこをどうするかが、キャリアコンサルタントである僕の腕の見せ所。
もし、正社員になりたい。ぜんぜん面接ダメ。という人がいれば、ぜひ僕に話に来てください!
かならず良い転職ができるように、あなたに最適な道を見つけるサポートをします!

